えひめJASL2回研修会
今年度は、内容的に連続のある2回研修会を開催しました。
1回目 私たちの言語活動を支えるもの~「日本語教育の参照枠」をヒントに~
日時: 2024年6月29日(土)午後1時半~3時半
場所: 愛媛県国際交流センター(EPIC) 第一研修室 対面実施
講師:奥村三菜子先生
NPO法人YYJ・ゆるくてやさしい日本語のなかまたち、副理事
愛媛県地域日本語教育総合調整会議委員
1990 年代より主に海外(中国、ドイツ等)の大学、市民講座、日本語補習授業校などで日本語教育に携わる。2013 年より日本国内の大学や専門学校等で留学生の日本語教育や日本語教師養成などを行う。これまでに日本語教育の現職者研修やボランティア研修の講師を多数務める。日本語教育関係者同士の学びの場づくりを目指して仲間と共にNPOを設立し活動中。専門は日本語教育、継承日本語教育。
主著:『日本語教師のためのCEFR』『CEFR-CVとことばの教育』(くろしお出版、2冊とも共著)
〇講師メッセージ
文字と語彙と文法を学べば、ことばが使えるようになるのでしょうか? 私たちのことばの活動を支えている多様な力に目を向けてみませんか?
当日参加者 会員20名 欠席者および参加者の振り返りのために動画撮影 YouTube にupしました。
参加者が5つのグループに分かれ、先生から与えられた課題に取り組んでいました。参照枠の理解が大いに進んだのではないでしょうか。
2回目 ホンモノの声と出会う授業~わざとらしくないコミュニケーションのために~
日時: 7月20日(土)午後1時半~3時半
場所: 愛媛県国際交流センター(EPIC) 第一研修室 対面実施
講師: 奥村三菜子先生
〇講師メッセージ
リアルな「その人」の声を引き出しながら進める授業を実際に体験してみませんか? 今回は「好き・嫌い・やりもらい」の授業を体験しながら、授業活動について考えてみましょう。
参加者は会員18名 非会員1名でした。 2回目も5つのグループ(1回目とは違うメンバー)に分かれて、実際の授業の流れの中で、考え、発表しました。好きなもの・こと、嫌いなもの・ことをインタビューで聞き出し、誕生日のプレゼントを考え、発表しました。