文法偏重の日本語教育を見直そう
日時:2023年6月3日(土)14:00~16:00
場所:プログレッソイベントルーム (松山市湊町)
主催:凡人社
講師:柏谷涼介先生(セントラルジャパン日本語学校主任)
第二言語習得研究の成果をもとに課題達成(can-do)の考え方がなぜ必要かを押さえた上で、コミュニケーションとは何かを考えました。日本語支援の実践にどう生かしたらいいかを考えるうえで、三つの方法があること、
①対話型の教室を作る
②文型中心のテキストをCan-do に基づいたものに変える
③文型中心の教科書をCan-doに基づいて改造する
その中で一番大変な③について、先生に実際に文型中心のえひめJASLのテキストを使って改造していただきました。文型中心のテキストなので、当然のことながら、原形をとどめないものになっていました。今後どうしていくかは、私たちの選択にかかっています。
「そのまま続けていても悪くならないかもしれませんが、よくもならないと思います。」というメッセージが重く響きました。